20191217


こんにちは。
お元気ですか。
昼間はあたたかくても夜はうんと冷えて、温度調節がむずかしくなっていますね。

駅に行く途中に家が建ちはじめて、それを毎朝見るのが日課になっています。
なにもなかった土の地面に、売却中という旗がゆらゆらと揺れていたと思ったら、あっという間に土台ができて、みるみる高く鉄骨が伸びて今はうすいすけすけの布に包まれています。
あの布はなんというのでしょう。ご存知ですか?
家が建つのは本当にはやくておどろきます。
土台が家の間取りになっているのを見てその線の延長を想像して、ゆくゆく見えなくなる家の中を覗いているようです。

建物といえば、少し前に大きな施設の上棟式というものにお邪魔したことがあります。
わたしはそのとき、その儀式の存在を初めて知ったのですが、関係者のえらい人たちが梁に名前を書いて、無事に長く立っていられるように願って、梁を埋め込むところをみんなで見上げていました。
しばらくしてすぐにその建物は完成しましたが、もうどこに名前が書いてあるかは誰もわかりません。

わたしが知らない儀式が世の中にはたくさんあるようで、これからどれだけのものに立ち合えるのか、存在を発見できるかわかりませんが、すこしたのしみになりました。
なにかおもしろいものや最近知ったものがあれば教えてください。

それでは、ゆっくりお風呂に入って、しっかり休んでくださいね。